記事の出だしにつかわれた森鴎外の「青年」の一節が印象に残った。
「S字の形に曲がった坂の上に、上京してきたばかりの青年が地図を持って立っている。10月の朝、坂の上からは上野の山と立ち並ぶ家々が見える。風景を眺めていた青年は深く呼吸した、、、。」
千駄木に行こうと、有楽町の駅から東京メトロ千代田線に乗り換えようとしたとき、東京マラソンの人垣に出会う
団子坂、この坂を上がっていくと森鴎外の記念館がある
1892年鴎外30歳から世を去るまで30年間暮らした跡地にある
文京区立森鴎外記念館
藪下通り側入口
鴎外の家は観潮楼と呼ばれ、門があった同じ場所、敷石イチョウは当時のもの
上記の同じ場所から180度回転
この場所から上野の町がよく見えたのだろう
ビルの間からスカイツリーが顔をのぞかせる
記念館内部
団子坂にあるそば屋さん
団子坂を登り、駒込学園を左折、夏目漱石旧宅跡
日本医大前交差点の坂にあったそば屋さん
ここがS坂
標識には「青年」の散歩道とある
この先あたりから急なS字になる
「人生下り坂最高」はどこかで聞いた台詞
上りもあれば下りもある。
坂を下りたことろにある根津神社